- 2020/07/06 掲載
独ダイムラー、仏工場売却の可能性 生産体制を抜本的に見直し
これについて、ルメール仏経済・財務相は、同工場の存続も含めてダイムラーはあらゆる選択肢を残しておくべきだと述べ、再考を求めている。
ダイムラーはハンバッハの工場で電気自動車(EV)や「スマート」の一部モデルを製造しており、2017年の生産台数は8万台以上だった。
ただ、昨年、次世代スマートEVを中国自動車メーカーの吉利汽車<0175.HK>との合弁で製造すると発表したことを受けて、スマートの生産拠点はフランスから中国に移される予定。
ダイムラーは第2・四半期に数億ユーロのリストラ費用を計上する可能性があると説明した。
欧州では新車の需要が落ち込んでおり、自動車業界の生産能力過剰が問題となっている。
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