- 2025/04/11 掲載
東京株、一時1900円超安=米関税で世界経済減速懸念―円高重し、半年ぶり142円台
11日午前の東京株式市場は、米国株式が大幅反落したことを受け売り一色となり、日経平均株価は一時前日比1900円安と大きく下落した。トランプ米政権の高関税政策で世界経済の減速懸念が継続。前日の日経平均が過去2番目の上げ幅となった反動もあり、朝から全面安の展開となった。
円高も重しとなっている。11日午前の東京外国為替市場の円相場は、一時1ドル=142円台に急騰、約半年ぶりの高値水準を付けた。
前日の米国市場では、主要株価指数がそろって大幅反落。相互関税は発動直後に一時停止されたものの、中国に対する強硬姿勢から貿易摩擦激化への警戒感が拡大した。
【時事通信社】
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