ウェイモ、米首都ワシントンで来年の自動運転配車サービス開始目指す

[ワシントン　２５日　ロイター] - 米グーグルの持ち株会社アルファベット傘下の自動運転部門ウェイモは２５日、米国の首都ワシントンで来年、完全自動運転による配車サービス「ウェイモ・ワン」を立ち上げる目標を明らかにした。

ウェイモは１月にワシントンへの車両の移動を開始。今後数週間でさらに多くの車両を導入し、早ければ来年にも有料の配車サービスの開始を目指している。

ワシントンでは現在、完全自動運転車の走行が認められていない。ウェイモは無人運転での走行に必要な法的枠組みを確保するために政策立案者と密接に協力すると述べた。

ウェイモ・ワンは、サンフランシスコ、フェニックス、ロサンゼルス、オースティンで毎週２０万件以上の有料配車サービスを提供している。２０２４年は４００万件強のサービスを実施した。今後、アトランタ、マイアミ、ワシントンを対象都市に加える計画だ。