• 2025/03/26 掲載

インフレ抑制の進展鈍化、物品価格の上昇を懸念=クーグラーFRB理事

ロイター

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[25日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のクーグラー理事は25日、FRBの金融政策はなお引き締め的で、良好な位置にあると述べた。ただ、物価目標達成の進展は昨夏以降鈍化しているとし、このところの経済指標で示されているモノ(財)の価格上昇は望ましくないとの認識を示した。

クーグラー理事はワシントンで開かれた米国ヒスパニック商工会議所のイベントで、消費者調査で示されているインフレ期待の急上昇を緊密に注視しなければならないと指摘。最新の消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)統計に基づくと、2月の個人消費支出(PCE)価格指数は前年比2.5%上昇したと推定されると述べた。

FRBは物価指標としてPCE価格指数に注目。同指数の前年比での上昇率は1月が2.5%、昨年12月が2.6%だった。

クーグラー氏は「特定の項目でインフレがここ数カ月で再び加速したことが示されている」と指摘。「2024年はマイナスだった物品インフレがここ数カ月で再びプラスに転じたことは重要だ」とし、「物品インフレは総合インフレを抑える役割を果たすことが多く、インフレ期待にも影響を及ぼすため、こうした展開は望ましくない」と述べた。

その上で「物価上昇の加速とインフレ期待の上昇に特に注意を払っている」と言及。ただ、労働市場は2月まで安定した状態を保っていたように見えると語った。

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