- 2025/03/11 掲載
日経平均は反落、米景気不安で一時3万6000円割れ 後半戻り歩調
相場が崩れたことについて「トランプ米大統領は状況が悪くなると関税を緩和したり、株価にプラスになるような発言が出たりするのではないか、との期待があった。ただ、ここにきてその期待は後退し、市場心理が悪化している」(楽天証券経済研究所・シニアマーケットアナリストの土信田雅之氏)といった見方をする関係者が多い。さらに、円高や国内金利の上昇を懸念するムードも強い。
一方、東証プライム市場の売買代金は5兆円を超す大商いとなった。「商いの膨らみは投げ売りがかさむ一方で、押し目買いが集中した証拠で、目先的に底打ちのサインになる」(国内証券ストラテジスト)という。
後半は戻り歩調となったが、これについては、大底となった昨年8月5日の日経平均のPER(株価収益率)は14.5倍だった経緯があり、3万6000円前後の水準はそのレベルとなることから、バリュー面でも底がみえたとの指摘もある。
TOPIXは1.11%安の2670.72ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比1.11%安の1364.62ポイントだった。プライム市場の売買代金は5兆4820億9000万円だった。
東証33業種では、値上がりは小売業など5業種にとどまり、証券・先物取引業、非鉄金属など28業種が下落した。
個別では、トヨタ自動車、フジクラ、ソフトバンクグループ、東京エレクトロン、三菱重工業などが軟調に推移したが、アドバンテスト、ファーストリテイリング、NTTなどはプラス圏で大引けた。
新興株式市場は、東証グロース市場250指数が0.39%高の641.46ポイントと、上昇した。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが418銘柄(25%)、値下がりは1176銘柄(71%)、変わらずは44銘柄(2%)だった。
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 36793.11 -235.16 36584.37 35,987.13─36,793.11
TOPIX 2670.72 -30.04 2670.83 2,620.35─2,672.20
プライム指数 1374.62 -15.44 1375.29 1,348.78─1,375.29
スタンダード指数 1268.37 -7.56 1266.59 1,253.76─1,268.37
グロース指数 825.90 2.38 813.1 802.07─825.90
グロース250指数 641.46 2.48 630.45 621.37─641.46
東証出来高(万株) 224466 東証売買代金(億円) 54820.9
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