- 2025/03/11 掲載
金利上昇踏まえ、預貸ビジネスを重点検証=日銀25年度考査方針
[東京 11日 ロイター] - 日銀は11日、2025年度の金融機関に対する考査の実施方針を公表した。昨年3月に異次元の金融緩和を終了し、段階的な利上げで「金利のある世界」が現実のものとなる中で、金融機関の預貸ビジネスを重点的に検証していく方針を示した。
金融機関の収益力の点で、預貸金の金利追随率や残高の実現可能性について、収益シミュレーションなどで確認し、対応策を対話していく。有価証券評価損やリスク量を踏まえた経営体力の管理状況も検証する。
人口減に直面し、業績の悪化した地方銀行などでは預金残高が減少するケースも出てきた。日銀は預金が減少したり増勢が鈍化している金融機関で、預金動向の分析や対応方針を検証するほか、店舗網縮小や店舗の少人数化を踏まえた緊急時対応の実効性を見ていく。金利上昇などを踏まえた預金の粘着性分析やインターネット経由の預金流出リスクへの対応も確認する方針。
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