• 2025/03/04 掲載

米カーライル、今年はより多くの投資先企業がIPO実施と予想

ロイター

photo
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
[ニューヨーク 3日 ロイター] - 米投資会社カーライル・グループは今年、より多くの投資先企業が新規株式公開(IPO)に踏み切ると予想している。同社の米州プライベートエクイティ(PE)部門を率いるブライアン・バーナセク氏とスティーブ・ワイズ氏がロイターに語った。

カーライルは今年、IPOや既存投資の解消を通じて40億─50億ドル相当の資産を売却すると見込んでいる。昨年はPE部門の投資解消が50億ドルだった。

米国における企業の合併・買収(M&A)は今年、トランプ政権による関税導入を巡る不安もあって静かな滑り出しとなったが、バーナセク氏とワイズ氏は、今後はM&Aの動きが本格的に再開するとの強気の見方を維持している。

バーナセク氏はインタビューで「ここ2四半期の間に状況は改善した。金利を巡っては先行きが大きく明確になり、インフレは米連邦準備理事会(FRB)が目指す水準に合致とまではいかないが、低下してきた」と指摘。「株式相場は非常に高く、バリュエーションは極めて高い。S&P総合500種が過去最高値圏にあるのは、経済が成長してきたからだ」と述べた。

ディールロジックのデータによると、今年これまでの世界のM&Aは4417億ドルと、前年同期の5234億ドルを下回った。カーライルは、貿易戦争が起きた場合に投資先企業に及ぶ影響は限定的にとどまると予想。ワイズ氏は「投資先企業の80%余りは関税を巡る交渉の影響を受けない。これらの企業の大半はサービス業だからだ」と説明した。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます