- 2025/03/03 掲載
ポルトガル格付け「A」に引き上げ、対外財政改善などで=S&P
特に米国からの対欧州連合(EU)関税の可能性を巡る不確実性にもかかわらず、S&Pはポルトガルの経済成長について楽観的な見方を維持している。
関税に対する直接のエクスポージャーは限定的ながら、貿易の混乱に脆弱なドイツを中心とするユーロ圏との経済関係を通じて二次的な影響を受ける可能性があると指摘。
「それでも、ポルトガルは政府債務の減少軌道を維持し、対外債務削減を継続する能力に関して強力な政策実績があり、安心している」と述べた。
ただ、インフレ鈍化と経済成長率の正常化により、2025─28年の債務削減ペースは緩やかになるとの予想を示した。
PR
PR
PR