- 2025/02/28 掲載
中国シャオミ、高級EVセダンの価格を35%引き下げ
自動車業界に参入したスマートフォン大手のシャオミは昨年10月末に、定価81万4900元でSU7ウルトラの先行予約の受け付けを開始した。
雷氏は、BMW「5シリーズ」、アウディ「A6」、メルセデス・ベンツ「Eクラス」の顧客がSU7ウルトラに関心を示しているが、こうした車種の価格が50万─60万元であることを考えると、やや高価すぎると考えていると述べた。
雷氏は「当社の使命はより多くの人に高級車を買えるようにすることだ。3、4カ月検討した結果、価格を52万9900元に決めた」と説明した。
イベント終了後10分以内に6900台の受注があったという。
シャオミは昨年、3万ドル未満から購入できるポルシェに似た「SU7」でEV市場に参入。SU7は米EV大手テスラの「モデル3」の販売台数を上回り、この傾向は2025年まで続いている。
SU7ウルトラは当初、中国において81万4900元(11万4200ドル)で販売されているテスラの「モデルSプレイド」と同水準の価格に設定した。シャオミは昨年10月、SU7ウルトラの性能は加速と最高速度でポルシェの「タイカン・ターボ」を上回ったと明らかにした。
仕様がまだ公開されていない限定版の「SU7ウルトラ・ラグジュアリー」の価格は81万4900元に据え置かれている。
PR
PR
PR