- 2025/02/28 掲載
FRB現行政策維持が適切、物価目標達成可能=フィラデルフィア連銀総裁
ハーカー氏は講演で「経済全般に悪影響を及ぼすことなく、インフレに長期的に下向き圧力をかけることができるほどに、現在の政策金利は十分に制約的な水準にある」と述べた。
労働市場は減速しているものの雇用創出はなお堅調で、経済は成長ペースは鈍化しているものの引き続き拡大していると指摘。ただ、このところのインフレ指標で物価目標に向けた進展の減速が示されていると述べた。
その上で「1カ月分の経済指標に基づき行動を起こすことは避け、全てのデータを慎重に見極める必要がある」と言及。「インフレ目標の達成という課題は残るものの、現時点では経済指標で楽観的な経済見通しが示されている」とし、金融政策を現行水準に維持することに支持を示した。
PR
PR
PR