- 2025/02/21 掲載
英消費者信頼感指数、2月はやや改善 利下げで家計悲観度低下=GfK
調査対象5部門全てが改善。特に今後12カ月の家計の期待を示す数字が4ポイント改善し、全体を押し上げた。
イングランド銀行(英中央銀行)の利下げで家計見通しが改善し、消費者の悲観的な空気がやや薄れた。
NIQ GfKの消費者インサイト担当ディレクター、ニール・ベラミー氏は、中銀が2月6日に政策金利を0.25ポイント引き下げたことで一部の人々の追い風になったが、大半は公共料金の上昇など生活費高騰になお苦しんでいると指摘。「したがって、経済全般に対する消費者の見方が12カ月前より低く、経済がすぐに劇的な改善の兆候を見せると期待されていないことに驚いていない」と述べた。
中銀は今月、25年の経済成長率予想を0.75%とし、従来予想の半分とした。
調査は16歳以上の英国人2011人を対象に、1月31日から2月13日に実施した。
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