- 2025/02/21 掲載
テスラによる日産投資計画、菅元首相らグループが立案 FT報道
[21日 ロイター] - 日本の菅義偉元首相を含むグループが米テスラによる日産自動車への出資計画を策定したと、英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が21日報じた。
FTは関係筋の話として、テスラの元社外取締役、水野弘道氏が中心のグループによる提案は菅元首相と菅政権で補佐官だった和泉洋人氏が支持していると報じた。
テスラは日産の米国工場取得を望んでいるとみられているため、グループはテスラが戦略的投資家になることを期待しているという。
テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)はXでFTの報道をシェアしたユーザーに、「テスラの工場は製品だ。『サイバーキャブ』の生産ラインは自動車業界では他に類を見ないものだ」と返信した。
マスク氏は昨年、自動運転タクシー用のEVであるサイバーキャブを発表した。ハンドルやペダルがなく、カメラと人工知能(AI)により自動運転を行う。同氏はこれまでにサイバーキャブの生産を2026年に開始すると述べている。
テスラ、日産、菅氏の事務所は、ロイターのコメント要請には今のところ応じていない。
FTの報道を受けて日産の株価は9%超上昇した。
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