［東京　２１日　ロイター］ - 牧野フライス製作所は２１日、株式公開買い付け（ＴＯＢ）の提案を受けているニデックと、同社の経営陣が３月上旬をめどに面談する考えを公表した。

同社がニデックに送付した質問状に対する回答で、ニデックが経営陣との面談を強く要請していることを受け「提案が企業価値の向上に資するか否かを判断するために客観的に必要と考えられる情報を取得することを目的として」面談に応じることにした、という。

牧野フライスは昨年１２月、ニデックから事前連絡を受けずに、ＴＯＢによる買収提案を受けた。牧野フライスは２回にわたり提案内容に関する質問状を送付し、社外取締役４人で構成する特別委員会を設置している。