- 2025/02/03 掲載
独製造業PMI、1月改定値は45.0に上昇 生産減が鈍化
速報値の44.1をほぼ1ポイント上回ったが、景気の拡大・縮小を判断する節目の50は依然として下回っている。
生産は過去8カ月で最も遅いペースで減少し、新規受注は昨年5月以来最も小幅な減少となった。輸出売上高もまた、海外市場における困難を反映して減少したが、そのペースは緩やかだった。
ドイツの製造業は人員削減を続けており、現在の人員削減期間は19カ月に及んでいる。しかし、人員削減のペースは8月以来最も遅かった。景況感は大幅に改善し、2022年2月以来の高水準となった。
ハンブルグ商業銀行(HCOB)のチーフエコノミスト、サイラス・デラルビア氏は「真に明るい兆し」としつつも、持続可能な回復が進行中であることを示すには不十分と指摘。「米国の関税への懸念、選挙、債務超過の増加は、製造業の不況を終わらせる要因とは言えない」と語った。
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