Shiho Tanaka

［東京　１７日　ロイター］ - 投資ファンドのＣＶＣキャピタル・パートナーズは１７日、マクロミルの株式公開買い付け（ＴＯＢ）価格を１株１２５０円に引き上げると発表した。従来は１１５０円だった。応募状況や見通しを踏まえ、より高い価格での売却機会を提供しＴＯＢの成立可能性を高めるため。今後、価格は変更しない。

新株予約権の買い付け価格も６万円から７万円に引き上げる。きょうがＴＯＢの期限だったが、期間を２月３日まで延長する。

また、ＴＯＢの成立可能性を高めるため、香港のオアシス・マネジメントおよびシンガポールのウィル・フィールド・キャピタルと、変更後の価格での応募契約の締結に向けた協議を行っていると明らかにした。

ＣＶＣは昨年１１月に、マクロミルの完全子会社化を目指しＴＯＢを開始した。