Sachin Ravikumar　Sam Tabahriti

［ロンドン　１４日　ロイター］ - 英国のリーブス財務相は１４日、国債利回りの急上昇を巡る経済運営への批判が高まる中、引き続き財政規則を堅持するとの考えを改めて示した。

リーブス氏はこの日、議会で演説。野党保守党からは、国債利回りが急上昇し、今後の税制や歳出"を巡る方針の順守が困難になる恐れがある中、中国を訪問していたリーブス氏に対する批判の声が上がった。

リーブス氏は、経済政策について近く演説すると言明。市場の動きに応じて歳出削減を否定するよう求められると、財政規則を順守すると改めて表明した。

リーブス氏の財政規則には、日々の歳出は歳入で賄う必要があるという「安定ルール」と、公的部門純金融負債（ＰＳＮＦＬ）が国内総生産（ＧＤＰ）比で減少するという「投資ルール」が含まれる。