- 2025/01/11 掲載
米消費者のインフレ予想急上昇、トランプ関税を懸念=ミシガン大調査
1年先の期待インフレ率は、新型コロナウイルスによるパンデミック(世界的大流行)に先立つ2年間に見られた2.3─3.0%を上回った。
5年先の期待インフレ率も3.3%。 前月の3.0%から上昇し、2008年6月以来の高水準となった。
ミシガン大の消費者調査ディレクター、ジョアン・シュー氏によると、インフレ見通しは短期的にも長期的にも人口統計上の複数のグループで上昇したが、低所得層と無党派層の上昇が顕著だった。
パンテオン・マクロエコノミクスの米国担当シニアエコノミスト、オリバー・アレン氏は「消費者が関税措置による物価上昇を予想していることが示された」としている。
1月の消費者信頼感指数は73.2と、前月の74.0から低下。予想は73.8だった。
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