- 2024/12/30 掲載
SBIHD、旧村上系から新生銀株取得 公的資金返済に向け
[東京 30日 ロイター] - SBIホールディングスは30日、SBI新生銀行の普通株式の一部を既存株主から取得することを決めたと発表した。旧村上ファンド系の投資会社、エスグラントコーポレーションが保有していた4株を取得する。約3300億円の公的資金が残る新生銀の株主から旧村上系の姿が消え、来年6月末までの政府との合意に向け返済計画を進める。
SBI新生銀は2023年の上場廃止や株式併合を通じ、株主をSBIと政府系機関に絞って返済方法を検討する方針を示していたが、エスグラントが直前に株式を大量取得した。24年9月に公表した自社株買いなどを通じ、エスグラントの保有議決権は4個に減っていた。今回の株式取得で、株主はSBIグループと預金保険機構など政府系に集約される。日本経済新聞は株式取得額は500億円程度と伝えている。
公的資金返済を巡って、SBIHDはこれまで来年3月末までに返済の具体的仕組みを提案し、同年6月末までに合意する方針を示していた。ただ、北尾吉孝会長兼社長は11月の決算会見で、返済計画は「すでに頭の中に描かれている」と話し、スケジュールを前倒しする可能性にも言及していた。
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