- 2024/12/18 掲載
ティッセン・クルップ、艦艇子会社のスピンオフを推進
TKMSに対しては米投資会社カーライル・グループがドイツ国営銀行KfWと組んで過半数株取得を目指していたが、今年10月にカーライルが撤退したため、ティッセン・クルップは代替策を講じる必要に迫られている。
経済紙ハンデルスブラットは関係者の情報として、ティッセン・クルップが防衛大手ラインメタル、造船リュルセン、ドイツ政府を含めた複数の相手からTKMSの取得提案を受けたと伝えた。
ただこの報道に関して質問されたティッセン・クルップの広報担当者は「カーライル撤退を受け、われわれが選んだTKMSを独立させるという道筋を堅持している。この目的に向かって、最優先でTKMSのスピンオフを推進中だ」と説明した。
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