• 2024/12/18 掲載

ステランティス、イタリアでの生産てこ入れへ 新型車投入し増産

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Giuseppe Fonte Giulio Piovaccari

[ローマ 17日 ロイター] - 欧米自動車大手ステランティスは17日、イタリアでの生産のてこ入れ策を発表した。国内の全工場の稼働を継続し、新型車の投入により2026年から生産台数を増やす計画。

ウルソ企業相がステランティス、サプライヤー、労働組合の各代表が参加する会合を主催し、その席で国内の自動車サプライチェーン(供給網)の支援に16億ユーロ(17億ドル)を投じると約束した。うち10億ドル強については来年利用できるようにする。

ステランティスの欧州事業を率いるジャンフィリップ・インパラート氏は、今回の計画によりイタリア国内の全工場に32年までの生産割り当てが確保されるほか、公的資金は不要になると説明。ステランティスが25年だけでイタリアに20億ドルを投資すると付け加えた。

ステランティスとイタリア右派政権の関係は、同社のカルロス・タバレス最高経営責任者(CEO)による今月の突然の退任後、急速に改善している。ただインパラート氏は政府との間で長年にわたり協議の対象となっているイタリア国内で100万台を生産する長期目標については約束できないと述べた。

インパラート氏によると、新計画の下、南イタリアのメルフィ工場で生産が計画されているSUV(スポーツタイプ多目的車)「ジープ・コンパス」、「ランチア・ガンマ」、SUV「DS7」の3車種にハイブリッド仕様を追加し、生産台数を3倍に引き上げる。また新型SUV「アルファロメオ・ステルビオ」とスポーツセダン「アルファロメオ・ジュリア」も当初は電気自動車(EV)のみの設定だったが、ハイブリッド仕様の導入を検討しており、イタリア中部にあるカッシーノ工場で25─26年に生産される予定。

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