- 2024/11/26 掲載
S&P500の25年見通し6600に引き上げ=バークレイズ
修正した予想は、22日の終値5969.34から10.56%、バークレイズの24年末までの6000から10%上昇することを示している。
バークレイズのアナリストは25日付のリポートで「米国の株式については、来年に向けてマクロ面でのプラス要因がマイナス要因を上回ると考えている」と記した。
上昇の要因としては、米連邦準備理事会(FRB)による金融緩和局面の継続や、米大統領選の結果判明、失業率が低水準で推移していることを挙げた。
バークレイズは、巨大IT企業が引き続きS&P500構成銘柄全体の業績をけん引するとし、構成銘柄の1株当たり利益見通しを271ドルと、従来の268ドルから引き上げた。
バークレイズは「25年には、大半のセクターがインフレ鈍化による利ざや縮小の圧力と米国以外の地域での成長鈍化による影響を受けると予想されるが、巨大IT企業が相場をけん引するだろう」と指摘した。
米金融大手ゴールドマン・サックスとモルガン・スタンレーは先週、S&P500指数が25年末までに6500に達すると予想した。
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