- 2024/11/18 掲載
訂正-富士山に新交通システム、山梨県が提案へ 路面電車案に代わり=関係者
(3段落目の会合の日付を15日から13日に訂正します)
Mariko Katsumura
[東京 18日 ロイター] - 来訪者が増加する富士山の環境を保全するため、5合目まで路面電車(LRT)の敷設を検討していた山梨県が、水素で走行する無軌道式の交通システムを新たに提案することがわかった。近く発表する。
同システムは中国のインフラ建設大手の中国鉄建(CRCC)が開発しているが、県は日本のメーカーとも接触している。
関係者の1人が明らかにした。軌道が必要なLRTを検討してきた県に対し、大規模工事による環境破壊やコストの増加を懸念し、市民団体などは電気自動車(EV)バスなどを提案。13日(訂正)に会合を開き、意見を交わしていた。
県は麓から5合目まで結ぶ有料道路を使い、自家用車や観光バスの乗り入れを規制することで来訪者と環境負荷を抑制する考え。同関係者によると、県内で製造した水素を燃料に使うことを検討している。LRT構想の1400億円より最大4割費用を抑えられる見通しで、早ければ2025年度に実証実験を開始したい考え。
山梨県はロイターの取材にコメントを控えた。
CRCCの車両はゴムタイヤを装備し、路面に設置した線に沿って無人で走行する。同関係者によると、県は同交通システム網を県内に整備し、JR東海が2030年代半ば以降の開業を目指すリニア中央新幹線と接続して利便性を高める考え。
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