[北京 １８日 ロイター] - 調査会社カウンターポイントのデータによると、米アップルの新型ｉＰｈｏｎｅは中国で好調な滑り出しを見せ、発売から３週間の販売台数が２０２３年モデルとの比較で２０％増加した。

アップルと中国の華為技術（ファーウェイ）はいずれも９月２０日に中国国内で最新のスマートフォンを発売。競争が激化していることを印象付けた。アップルは過去数四半期、中国勢にシェアを奪われている。

カウンターポイントは「中国でのｉＰｈｏｎｅ１６シリーズの販売は好調だ」とし、特にｉＰｈｏｎｅ ＰｒｏとＰｒｏ Ｍａｘの販売が好調で、２３年モデルと比較して合計販売台数が４４％増加したと述べた。

ただ、中国でのｉＰｈｏｎｅ全体の販売はこの３週間で前年同期比２％減少した。旧モデルの販売が落ち込んだことや、ファーウェイのＭａｔｅシリーズやＰｕｒａシリーズとの競争が激化したことが理由という。