- 2024/10/18 掲載
海外勢の米国債保有、8月は過去最高 4カ月連続増加
前年同月比では11.5%増加した。
8月の米10年債利回りは月初の3.978%から月末に3.844%と13.4ベーシスポイント(bp)低下した。米連邦準備理事会(FRB)がインフレ抑制の進展を受け、利下げ開始を示唆したことが背景。FRBは9月に50bpの利下げを実施した。
日本の米国債保有額は1兆1290億ドルで3月以来の高水準を記録。保有額で首位を維持した。
一方、2位の中国の保有額は2カ月連続で減少し、7746億ドルとなった。3月には7674億ドルまで減少し、2010年1月(7652億ドル)以来の低水準を記録していた。
取引ベースでは米国債には192億ドルの海外資金が流入した。7月の流入額は559億ドルだった。
長期証券と短期証券の海外勢による純取得額と銀行資金の流入額の合計は792億ドルで、7月の1591億ドルから大幅に減少した。
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