- 2024/10/15 掲載
世界の鉄鋼需要、24年1.7%減に下方修正 製造業など低迷=業界団体
ドイツ鉄鋼連盟のマネジングディレクターで、WSAの経済委員長を務めるマーティン・テウリンガー氏は「世界の製造業は引き続き逆風に苦戦しており、2024年は世界の鉄鋼需要にとって厳しい年となった」とした上で、「中国を含む大半の主要国について、24年の鉄鋼需要見通しを大幅に下方修正する」と述べた。
WSAはまた、回復が見込まれる時期を来年に延期し、25年の需要を1.2%増の17億7000万トンと予想した。
一方、世界最大の鉄鋼生産国で消費国の中国は、鉄鋼の主要な需要元である不動産部門の不振で低迷が続くとみられる。
WSAに加入する企業の鉄鋼生産量は世界全体の約85%を占める。
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