- 2024/10/11 掲載
イケアの24年度売上高は5%減 値下げ響く 今年度は増収見込む
[ロンドン 10日 ロイター] - スウェーデンの家具大手イケアの親会社インカ・グループが10日発表した2024年8月期決算は、売上高が396億ユーロ(433億ドル)と前年比5%減少した。住宅市場の低迷を受けて値下げしたことが響いた。
ジェスパー・ブローディン最高経営責任者(CEO)は、全ての地域で経済と家具市場がほぼ同時に減速したと指摘し、「08年以降経験したことがない」と振り返った。
来店者数は3.3%増の7億2700万人で、23年度の7.4%増から鈍化した。新規出店は41店舗と、前年の60店舗から減少した。25年度は全世界で58店舗の新規出店を計画している。
オンライン販売比率は26%から28%に上昇した。世界の家具市場におけるシェアは5.7%と横ばいだった。
25年度は金利の低下により引っ越しをする人が増え、ベッドやソファ、本棚などの購入が増えると予想し増収を見込んでいる。
関連コンテンツ
PR
PR
PR