- 2024/09/30 掲載
英企業景況感、9月は8年ぶり高水準から低下=ロイズ調査
[ロンドン 30日 ロイター] - ロイズ銀行が30日公表した調査によると、9月の英企業景況感指数は47%と、前月から3%ポイント低下し、3カ月ぶり低水準となった。
7、8月に8年ぶり高水準に達した後、広範な経済見通しに対する懸念が6カ月ぶり高水準に達したのを背景に小幅低下した。
経済全体より自社の見通しに対する企業の楽観度が高かった。
ロイズ銀行のエコノミスト、ハン・ジュホ氏は「経済に対する楽観的な見通しは一様ではなく、一部企業が一定の警戒感を保っていることが示されている。われわれはなお景気拡大を予想しているが、そのペースは今年上半期を下回る可能性がある」と述べた。
ロイズ調査の雇用に関する指数はは9月に1ポイント低下し36%となった。
調査は、年間売上高25万ポンド(33万4325ドル)以上の英国企業1200社を対象に、9月2─16日に実施した。
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