[２７日 ロイター] - 米セントルイス地区連銀のムサレム総裁は２７日、連邦準備理事会（ＦＲＢ）は９月の会合で０．５０％ポイントの大幅利下げを決定したことで「強力で明確なメッセージ」を発したとし、この後は金利を「段階的に」引き下げていく必要があると述べた。

ムサレム総裁は先週の０．５０％ポイントの利下げを支持。英紙フィナンシャル・タイムズ（ＦＴ）のインタビューに対し「現時点ではブレーキを緩めることが大切だ。政策を徐々に緩和していくことが重要になる」と述べた。

同時に、経済や労働市場が予想以上に弱体化した場合は、一段と速いペースでの利下げが適切になる可能性もあると語った。