- 2024/09/25 掲載
午前の日経平均は続伸、3万8000円台 米株高や中国株高を好感
日経平均は6円高と小幅続伸で寄り付いた後、162円高の3万8102円75銭まで上昇した。米国株式市場でS&P総合500種とダウ工業株30種が連日の最高値更新となったことや、24日に中国人民銀行(中央銀行)が発表した金融緩和措置と不動産市場支援策が支えとなった。
市場では「中国関連株が軒並み買われており、昨日発表された中国の景気刺激策が改めて好感されている」(T&Dアセットマネジメントの浪岡宏チーフストラテジスト)との声があった。
ドル/円は前日大引け時点から円高方向に振れているものの、「東京時間では円高が一服し円安基調になる傾向があり、あまり警戒されていない」(国内証券ストラテジスト)との見方があった。
東証株価指数(TOPIX)は0.14%高の2660.55ポイントで午前の取引を終了した。東証プライム市場の売買代金は1兆8262億7300万円。東証33業種では、値上がりは機械、ガラス・土石製品、輸送用機器など17業種、値下がりは保険、銀行、農林・水産など16業種だった。
主力株では、トヨタ自動車が1.83%高、アドバンテストは4%超高。中国関連株では資生堂が6%超高、安川電機、ファナックが4─5%超高。
半面、協和キリンは14%超安、りそなホールディングス、東京海上ホールディングスは3─4%超安。ファーストリテイリングは1%超安だった。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが906銘柄(55%)、値下がりは686銘柄(41%)、変わらずは53銘柄(3%)だった。
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