- 2024/09/05 掲載
エアバスなど、「A350」問題で航空各社に説明へ=関係者
[パリ 4日 ロイター] - 香港キャセイパシフィック航空のエアバス製「A350」機にエンジン部品の不具合が見つかった問題で、エアバスとエンジンを製造した英ロールス・ロイスが航空会社に説明を行う準備を進めている。関係者2人が明らかにした。
キャセイは3日、この問題で全機を検査したところ部品交換が必要な機体が15機あったと発表。今回の不具合では航空会社から説明を求める圧力が高まっている。
関係者は匿名を条件に、早ければ5日にもブリーフィングが行われる可能性があると述べた。
メーカー側は航空各社に点検を推奨する考えだが、最終的な判断は規制当局に委ねられているという。
問題を受けて、キャセイのほか、シンガポール航空や日本航空などの航空会社がA350の予防点検を行った。
エアバスはコメントを拒否した。ロールス・ロイスとキャセイはコメントの要請に直ちに返答しなかった。
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