- 2024/09/05 掲載
米石油・ガス業界のM&A、昨年の記録的水準に迫る=調査会社
[ニューヨーク 4日 ロイター] - コンサルティング会社ライスタッドによると、米石油・ガス生産会社の合併・買収(M&A)活動が昨年の記録的水準に迫る勢いとなっている。主要生産地パーミアン盆地での活動は鈍化しているものの、より小規模な油田への関心が高まり、影響を相殺しているという。
同社は8月下旬時点で米生産会社の年初来のM&A総額が1000億ドル近くに達し、さらに460億ドルの資産が売りに出されていると分析した。
同社のデータによると、2023年のM&A総額は1550億ドルだった。
パーミアン盆地に焦点を当てた案件は昨年下期には全体の92%を占めたが、今年上期は46%にとどまった。
ノースダコタ州バッケン盆地での案件は昨年下期にはほとんどなかったが、今年上期には12%まで増加した。ペンシルベニア州マーセラス盆地は今年上期の案件の14%、テキサス州南東部イーグルフォード盆地は13%を占めた。
関連コンテンツ
PR
PR
PR