- 2024/09/05 掲載
米アトランタ連銀総裁、長期間の金融引き締め維持に警告
同銀のウェブサイトで公開されたエッセイの中で、ボスティック氏は、インフレ率が実際にFRBの目標である2%に戻るまで待ってから利下げを始めれば、「労働市場の混乱を招くリスクがあり、それは不要な痛みや苦しみをもたらす可能性がある」と述べた。
また、最近の物価指標などにより、インフレが現在、FRBの目標に回復する持続可能な軌道に乗っており、価格圧力が急速かつ広範囲に鎮静化しているとの自信が強まったとも述べた。
雇用については、企業からは採用の原則について言及する声もあるが、人員削減の計画があるのは少数だと指摘。「企業関係者の間で、破綻やパニックが迫っているとは感じていない。しかし、データや個人レベルのフィードバックは、経済と労働市場が勢いを失っていることを示している」と語った。
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