- 2024/09/04 掲載
キャセイ航空のエアバスA350、7日までに運航全面再開
同社は3日、A350の飛行中にエンジン部品の不具合が見つかった問題で全機を検査したところ部品の交換が必要な機体が15機あったと発表していた。
キャセイが保有するA350は英ロールス・ロイス製のエンジンを搭載。48機を検査し、今週、往復45便が欠航となった。
15機のうち6機はすでに修理を終え、運航が認められた。残り9機も7日までに修理を終え、運航を再開できる見通し。
キャセイでは2日、チューリヒに向かっていたA350─1000型機が離陸後約1時間で香港に引き返す事態が発生。関係筋によると、燃料系統で漏洩が発生したとみられ、エンジン火災が起きたが、乗務員が直ちに消火した。
関係筋は、今回の問題を受けて、キャセイが保有するA350に重大な規制措置が発動される兆候は現時点でないと述べた。
PR
PR
PR