- 2024/08/23 掲載
ECB、段階的な利下げ余地ある=ラトビア中銀総裁
米ワイオミング州ジャクソンホールで開かれている経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」の合間、ロイターに述べた。
ECBは6月、4年9カ月ぶりに利下げに踏み切った。経済成長が低迷し賃金上昇圧力が緩和する中、来年にはインフレ率が目標の2%に低下するとみられ、市場は9月の追加利下げを予想する。
9月の利下げを支持するかとの質問に対し、カザークス氏は、インフレ率はECBが予想していた水準とほぼ一致しており、段階的な政策緩和の根拠は変わらないと回答。「おおむね予想のベースラインに沿っており、それは金利の緩やかな低下と合致している」と語った。
「6月の見通しでは年内にあと2回の利下げを想定しており、現時点でそれを実行しない理由は見当たらない」と述べた上で、9月に関しては、8月のインフレ統計が発表されECBの新たな見通しを検討した後で判断するとした。
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