- 2024/08/05 掲載
財新・中国サービスPMI、7月は52.1に上昇 新規受注が好調
好不況の分かれ目である50は19カ月連続で上回った。
新規受注動向を示す指数は前月の52.1から53.3に上昇した。一方、海外需要を示す指数は2023年8月以降で最も低い伸びとなった。
サービス部門企業は原材料や賃金、輸送費の高騰の打撃を受けているが、雇用は11カ月ぶりの速いペースで増加した。
製造業とサービス部門を合わせた総合PMIは低下したが、50は上回った。
財新智庫のシニアエコノミスト、王哲氏は「価格水準は全般的に引き続き弱く、販売面で企業収益がさらに圧迫されている」と述べた。
中国指導部は先週、年内の財政支援策は所得引き上げと社会福祉の向上に向けて「消費に重点を置く」ことを示唆した。多くのエコノミストは中国の経済モデルが投資に重きを置き過ぎていると指摘していた。
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