- 2024/07/30 掲載
8月電気料金、1000円値下がり=政府補助再開で、家庭の負担軽減―電力10社
電力大手10社は30日、8月使用分(9月請求分)の電気料金が、標準家庭で前月と比べ1000円前後値下がりすると発表した。冷房の使用が増える夏場に合わせ、政府が補助金の支給を再開するためで、東京電力では1055円安い7818円となる。連日の猛暑で気になる家庭の電気代負担の軽減につながりそうだ。
政府は物価高騰対策として、8~10月使用分を対象に補助を行う。8、9月は1キロワット時当たり4円を補助し、10月は2.5円に減額する。補助は5月使用分でいったん終了したが再開する。
東電や関西電力などは、毎月の電気使用量を260キロワット時として標準的な家庭の料金を算出している。補助による電気代の抑制効果は、8、9月は1040円、10月は650円となる。政府は補助を時限的な措置と位置付けており、3カ月間で終了する方針を示している。
【時事通信社】
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