• 2024/06/27 掲載

午前の日経平均は反落、為替介入を警戒 金利上昇も嫌気

ロイター

photo
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
[東京 27日 ロイター] - 午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比380円55銭安の3万9286円52銭と反落した。ドル/円が160円台に上昇しており、為替介入への警戒感がくすぶった。国内金利の上昇も投資家心理の重しになった。

日経平均は232円安で寄り付いた後、一時473円安の3万9193円51銭に下げ幅を拡大した。前日までの3日続伸を経て、終値ベースで1000円超上昇したことで、利益確定売りが出やすかった側面もある。

円安基調にある一方、為替介入への警戒感があり、輸出関連株は軟調な値動きが目立った。決算を発表した米半導体大手マイクロン・テクノロジーの時間外取引での下落が嫌気され、指数寄与度の高い半導体関連株は総じて弱かった。

一方、ドル/円が38年ぶりの円安圏で推移する中、早期利上げ観測で国内金利が上昇し、銀行や保険は小じっかり。バリュー株の影響を受けやすいTOPIXの下落率は日経平均より小さかった。

前引けにかけて日経平均は下げ渋る動きとなった。プライム市場の値上がり銘柄数は値下がり銘柄数を上回っており、物色の循環も意識される。「3万9000円で下げ止まるようなら、レンジが切り上がる可能性がある」(しんきんアセットマネジメント投信の藤原直樹シニアファンド・マネージャー)との見方が聞かれた。

TOPIXは0.41%安の2791.59ポイントで午前の取引を終了した。東証プライム市場の売買代金は1兆6630億0100万円だった。東証33業種では、値上がりは銀行や保険、海運など9業種、値下がりは鉱業やゴム製品、食料品など24業種だった。 ファーストリテイリングや東京エレクトロン、ダイキン工業は軟調だった一方、ソニーグループは堅調。TDK、アドバンテストは小高かった。 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが865銘柄(52%)、値下がりは708銘柄(43%)、変わらずは59銘柄(3%)だった。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます