- 2024/06/27 掲載
ボルボ、米で小型SUVの納車延期 中国製EVの関税引き上げで
ボルボは先に、今年後半にEX30の米国での販売を開始すると発表した。しかし広報担当はロイターに、米政府が中国製EVに100%を超える関税を課す方針を発表したことも一因となり、米国での納車は2025年以降になると語った。
バイデン大統領は先月、中国製EVに対する関税の税率を27.5%から100%超に引き上げる方針を表明。欧州連合(EU)欧州委員会も7月から中国製EVに最大38.1%の追加関税を課すと発表した。
中国の吉利汽車傘下のボルボは、河北省張家口でEX30の生産を開始。昨年、同車の生産を2025年からベルギーの工場に拡大する計画を示していた。広報担当によるとベルギー工場は主に北米および欧州向けの車両を生産するという。
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