- 2024/06/26 掲載
7─9月以降のGDP下振れ、建設統計修正で3期連続マイナスも=第一生命
新家氏によると、建設工事受注動態統計で「地方公営企業」の過去の数値が大幅に修正され、GDPの公共投資の基礎統計である建設総合統計の公共の値が大きく下方修正された。
この結果、四半期ごとの実質公共投資の伸びは、23年7─9月期は前期比マイナス0.3%からマイナス2.2%に、10-12月期はマイナス0.2%からマイナス2.4%に、今年1─3月期はプラス3.0%からマイナス1.6%になると試算。
実質GDP成長率は、前期比年率で、7─9月期がマイナス3.7%からマイナス4.0%に、10─12月期はプラス0.4%から0.0%に、1─3月期はマイナス1.8%からマイナス2.7%に引き下げられると試算している。10─12月期がマイナス成長に改定され、3四半期連続のマイナス成長になる可能性もあるとみている。
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