- 2024/06/13 掲載
ソニー・ピクチャーズ、米映画館チェーンのアラモを買収
アラモは、SPEが新たに設立した体験型ビジネス運営部門の傘下に入り、アラモのマイケル・クスターマン最高経営責任者(CEO)が引き続き経営トップを務める。
買収に関する金銭的な条件は明らかにされていない。
SPEによる今回の案件は、劇場経営と映画配給の分離を定めていた「パラマウント同意判決」が2020年に無効化されて以降、初めての制作サイドによる映画館チェーンの大規模買収となった。
アラモは今後も、同社のブランドで全米25都市の35カ所の映画館運営を継続する。これらの映画館の年間来場者数は1000万人を超えるという。
新型コロナウイルスのパンデミックで打撃を受けたアラモは21年3月に連邦破産法第11条の適用を申請した後、4カ月足らずで再建を果たしている。
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