- 2024/06/07 掲載
米ウォルマート、電子棚札の導入拡大 26年までに2300店舗
[ベントンビル(米アーカンソー州) 6日 ロイター] - 米小売大手ウォルマートは6日、商品の店頭価格を表示する紙の棚札を廃止して電子棚札を導入する店舗を拡大する方針を発表した。電子棚札の導入により12万以上の品目の表示価格を数分で更新できるようになる。
ウォルマートの幹部によると、電子棚札は2026年までに2300店舗で導入する。同社は現在、全米で4700店舗を運営している。
従来は店員が紙の棚札を毎週更新する作業に約2日かかっていた。ウォルマートによると、電子棚札の場合、従業員向けのモバイルアプリを数回クリックするだけで2分以内に価格を更新できる。
電子棚札では、オンライン注文を受けた商品の取り置きも、より迅速にできるという。
ウォルマート広報担当は、業者は通常、ウォルマートに対し週単位で価格の更新を行っているが、電子棚札を導入すれば、価格の変更を毎日伝えることができ、ウォルマートは表示価格を一晩で更新できると説明した。
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