- 2024/06/07 掲載
海外勢の新興国証券投資、5月は55億ドルの買い越し=IIF
新興国の株式は60億ドルの売り越しだったが、債券が115億ドル買い越され、全体として買い越しとなった。4月の改定値は82億ドルの買い越し。
IIFのエコノミスト、ジョナサン・フォータン氏は純流入が続いていることについて、「流入の水準は低下傾向にあり、これは(米連邦準備理事会の政策金利が)より長い期間にわたり、より高い水準になりそうだという見通しと、市場のボラティリティ拡大が、主な原因だ」と分析した。
中国株は7億ドルの売り越しだったが、フォータン氏は「中国の株式は勢いを増しており、てこ入れ策が市場の期待に沿ったものであれば、さらに弾みが付く」と指摘した。
PR
PR
PR