- 2024/06/04 掲載
電炉化、今年度にも決定=倉敷の高炉、数千億円投資も―JFEHD副社長
JFEホールディングス(HD)の寺畑雅史副社長は4日までにインタビューに応じ、傘下のJFEスチール西日本製鉄所倉敷地区(岡山県倉敷市)で検討する高炉1基の電炉転換について、政府の支援を前提に、早ければ今年度中にも正式決定する方針を示した。投資額については、周辺設備を含め「4桁億円」と指摘、数千億円規模の大規模投資になる可能性を示唆した。
電炉は、二酸化炭素(CO2)排出量が高炉の4分の1程度で済むとされる。脱炭素化の促進に向け、鉄鋼各社は電炉導入の検討を進めている。
【時事通信社】 〔写真説明〕インタビューに応じるJFEホールディングスの寺畑雅史副社長=5月28日、東京都千代田区の同社本社
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