- 2024/05/31 掲載
仏ルノーと中国吉利、ハイブリッド駆動システムの合弁設立
[31日 ロイター] - フランスの自動車大手ルノーと中国自動車大手の吉利汽車は31日、ハイブリッドやエンジン駆動システムとパワートレイン(駆動装置)部品を生産する合弁会社を折半出資で設立したと発表した。
ルノーは他社との提携でコスト削減と新規市場への参入を実現させ、大手競合との競争に勝ち残ろうとしている。今回の合弁事業はそうした同社の戦略の中核となる。
吉利は中国国外での提携を一段と進めることになる。同社はメルセデス・ベンツとハイブリッドガソリンエンジンを開発することを発表しており、同社の株式も保有している。
合弁会社はロンドンに本社を置き、双方のグループのブランドとサードパーティー製造業者に製品を供給する予定。
年間売上高は150億ユーロ(162億2000万ドル)、年間のパワートレイン生産台数は約500万台を見込むとした。
合弁会社は今年初めに立ち上がるとみられていたが、関係筋によると、中国当局の承認が少なくとも3回延期された。
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