- 2024/05/23 掲載
米4月中古住宅販売、前月比1.9%減の414万戸 2カ月連続減少
ロイターがまとめた市場予想の421万戸を下回った。
住宅ローン金利と住宅価格の上昇が需要を圧迫し、予想に反して減り、2カ月連続での減少となった。前年同月比は1.9%減だった。
中古住宅は米住宅販売の大部分を占めている。
地域別では、南部で1.6%、中西部で1.0%、北東部で4.0%、西部で2.6%、それぞれ前月から減った。
米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)のデータによると、30年固定金利住宅ローン金利の平均は5月上旬に7.22%と5カ月超ぶりの高水準まで上昇した後、7%を上回って推移している。
4月の住宅在庫は前月比9%増の121万戸。前年同月比で16.3%増えた。
在庫の増加の多くは100万ドル以上の住宅となっており、前年同月から34%増えた。
販売ペースに基づく在庫の消化期間は3.5カ月。前年同月は3.0カ月だった。健全な需給バランスは4─7カ月とされている。
販売価格の中央値は前年同月比5.7%上昇の40万7600ドルと、4月としては過去最高だった。
住宅価格は4地域全てで上昇した。
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