- 2024/05/20 掲載
欧州当局、モデルナのコロナワクチン特許有効と判断 ファイザー側と係争
モデルナは2022年、同ワクチンに使われたメッセンジャーRNA(mRNA)技術を模倣したとして、ファイザーとビオンテックを特許侵害で提訴。両社は、モデルナの特許は無効だと主張して反訴していた。
ファイザーはロイターに書面で、欧州特許庁の決定に失望しており、あらゆる法的選択肢を検討し、控訴する可能性もあると表明した。ビオンテックは、「この特許が無効であるという、当社の揺るぎない明確な姿勢」は変わらないとした。
英紙フィナンシャル・タイムズによると、特許庁は16日にこの決定を口頭で伝えた。決定の文書は数カ月中に発行される見通し。
3社はドイツ、オランダ、ベルギー、英国、米国でも特許を巡って係争中。
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