［東京　１０日　ロイター］ - ホンダは１０日、２０２５年３月期（今期）の連結業績予想（国際会計基準）について、営業利益は前年比２．８％増の１兆４２００億円になる見通しと発表した。研究開発費などコスト増はあるものの、商品価値向上に見合う値上げなどが寄与する。

会社の営業利益予想はＩＢＥＳがまとめたアナリスト２２人の予想平均値１兆０３９１億円を上回る。

売上収益（売上高に相当）は同０．６％減の２０兆３０００億円、純利益は同９．７％減の１兆円をそれぞれ見込む。会社の純利益予想はアナリスト１９人の予想平均値１兆０８００億円をやや下回る。

前提為替レートは１ドル＝１４０円（前期は１４５円）に設定した。

世界四輪販売は４１２万台で、前期の４１０万９０００台とほぼ同水準を計画する。日本や北米での販売増加を見込む。