- 2024/03/29 掲載
4月の食品値上げ2806品=肉加工品や菓子、ウイスキーも―帝国データ
帝国データバンクは29日、4月に値上げされる飲食料品が計2806品目に上るとの調査結果を発表した。主要な食品メーカーなど195社の価格改定動向をまとめた。ハム・ソーセージなど食肉加工品や高級ウイスキーなどが値上げされる。単月で2000品目を超えるのは昨年10月以来だが、前年同月の5404品と比べると48.1%の大幅減。
一方、帝国データは、一服感があった原材料高を理由とした値上げについて、天候不順などの影響で「再燃しつつある」(担当者)とも指摘した。
4月は、伊藤ハムが「朝のフレッシュ
あらびきポークウインナー」といった220品を、減量による実質値上げなども含めて約2~25%値上げする。
調味料ではキッコーマン食品の「デルモンテ
トマトケチャップ」(300グラム)の希望小売価格は292円から319円になる。ウイスキーの値上げも相次ぎ、サントリーの「サントリーシングルモルトウイスキー
山崎
12年」(700ミリリットル)は1万1000円から1万6500円になるほか、アサヒビールも「ブラックニッカクリア」(同)などの価格を引き上げる。
菓子では、森永製菓が「チョコボール〈ピーナッツ〉」など49品の出荷価格を3.3~18%アップ。不二家の「カントリーマアム(バニラ&ココア)」は内容量が19枚から18枚に減る。
【時事通信社】 〔写真説明〕東京都内のスーパーの食料品売り場(AFP時事)(資料)
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