三井物産、ブラジルからリチウム調達へ＝５年で３１万トン、米開発企業に出資

三井物産は２８日、ブラジルで最大規模のリチウム鉱区を保有する米鉱山開発企業に出資すると発表した。電気自動車（ＥＶ）用電池などに不可欠なリチウムは世界で争奪戦になっており、出資により確実に調達する狙い。保有鉱区から約５年間で計３１．５万トンを買い付ける予定。

〔写真説明〕リチウム鉱山の採掘風景（三井物産提供） 〔写真説明〕採掘されたリチウム鉱石（三井物産提供）