- 2024/02/15 掲載
楽天Gが15%超高、携帯事業の損失縮小を好感
2023年12月期連結決算(国際会計基準)は、3394億円の純損失となった。純損失は5年連続。携帯電話事業は3375億円の損失(前年は4792億円の損失)だった。同事業は22年1─3月期をピークに四半期ごとの損失が縮小を続けており、24年12月までに月次EBITDA(営業利益と減価償却費の合計)の黒字化を目指すとしている[nL3N3EZ1FO]。
楽天カード、楽天銀行などを手掛ける金融事業の営業利益は36%増の1229億円だった。市場では「新NISA(少額投資非課税制度)が始まり金融事業が好調で、楽天証券の上場期待も支えとなっている」(別の国内証券アナリスト)との声もあった。足元の楽天銀行の株価は2%超高の2580円台で推移している。
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